布の記憶

保多織のバンダナをつけたルークが、陽の当たる窓ぎわで、のんびり外を見ている。

江戸時代から織り続けられてきた布が、今日もルークの首元にある。やわらかな凹凸、静かな光。あわただしい日常を送っていても、こんなときは、時間がゆっくり流れているような気がする。

 

そんなルークの存在。家にかわいい猫たちがいるという話なのだけど…


ただそれだけのことだけど、心の底から尊いと思う。

ありがとう。と言いたくなる。うちに来てくれたことを思い起こすだけで、目頭が熱くなることもある。愛おしい存在。おおげさじゃなくて、きっと、わかってくれると思う。

 

美しいものと、愛しいものが、同じ場所にある。

伝統が、愛犬や愛猫のぬくもりとなる。本物を知っているあなたが、愛する子のために選ぶ布。

愛にあふれていて、美しくて、嬉しい。エルエルポウズはそうありたいと願います。

 

保多織(ぼたおり):香川県の伝統工芸品。

スコットランドのタータンでフレイバンダナ(フリンジがひらひらしたバンダナ)を愛猫に着けてあげたいと思っていた。日本に帰国して最初に出会った伝統ある布、保多織で念願のフレイバンダナを作る。

エルエルポウズのはじまり。
愛する猫たちと母国の伝統文化を楽しむはじまり。